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技術

宇宙へ、そしてスピンオフ

画像圧縮装置:ImageCompressionUnit(IMCU)

きぼう内ITV画像を地上へダウンリンクするために圧縮する装置

特徴

宇宙用装置と言うと、高信頼性、長納期、高コストなどのキイワードがすぐ浮かびます。また、特殊な仕様のため、最新の汎用技術がそのまま利用できないなどの点も問題として取り上げられています。
私たちは、高コスト、長納期体質の開発方式を合理化し、民生分野で充分に実績のある装置をベースに、高い信頼性を保ちながらも、低コスト、短納期で宇宙品を製品化する新たな「民生品搭載化」の開発手法を確立し、宇宙空間の利用を一層、身近なものにしています。

主な仕様
  • NTSCビデオ画像の1ch入力
  • NTSCビデオ画像のMPEG, 1ch圧縮(5Mbps固定)
評価用モデル(左)、要素試作モデル(中央)、民生品(右)

評価用モデル(左)、要素試作モデル(中央)、民生品(右)
出展:JAXA

本開発では、次のプロセスを採用しています。

  1. 民生品の「MPEG2エンコーダー」(上図右)をベースに、宇宙環境に対応するように耐放射線性や冗長化を検討し、さらに、EMI対策等を考慮して「要素試作モデル」(上図中央)を設計・製作した。
  2. 「要素試作モデル」を用いた基本機能・性能評価試験結果の反映と保守性を考慮して、「評価用モデル」(上図左)を製作した。
  3. 「評価用モデル」を使って宇宙環境を模擬した各種試験を実施し、最終的な仕様を決定し、「フライト品(きぼう搭載装置)」を製作した。
フライト品(きぼう搭載装置)

フライト品(きぼう搭載装置)
出展:JAXA

フライト品(きぼう搭載装置)
出展:JAXA