技術の要約
CFD爆発コードを使用することで、プラントレベルでの爆発事故による爆風圧の予測が可能となり、プラントにおけるプロットプランや防爆設備の設計に効果的です。爆風圧の広がりを構造物の影響を考慮して定量的に評価することができるため、構造物の応力解析などの安全評価に用いることができます。
特徴
- 爆発解析で漏洩した可燃性ガスの拡散範囲の推定、可燃性ガスの着火に伴う爆風圧の動的挙動およびこれらに基づく爆発強度の評価を行うことにより、安全なプラント設計を行うことができます。
- CFD(計算流体力学)を利用した爆発解析の特徴としては、上記の各評価に対しプラントレイアウト、遮蔽物を考慮して評価ができ、これにより爆風圧の伝播経路や強度の変化などを評価することができます。
概要
石油、天然ガス、化学物質等を取り扱うプラントでは常に火災や爆発の危険性が伴います。この解析ではプラントの主要機器やコントロールルームをモデル化し、風向きや構造物を考慮することによりプラント内の流れと可燃性ガス分布を求め、爆発解析を行うことで周辺設備への影響を評価しました。また反応容器内などの小規模な爆発解析では、化学反応解析ソフト(CHEMKIN)の結果をCFD爆発モデルに反映することで詳細な化学反応を考慮した爆発シミュレーション方法の開発も行なっております。






