技術の要約
培養攪拌槽のガス溶解・細胞呼吸などをモデル化した流動解析を行うことで、細胞成長に最適な環境を作り出す翼形状・スパージャ仕様・通気量・攪拌速度などを効率よく選定できます。
特徴
医薬分野における動物細胞培養攪拌槽では、細胞特性により、溶存酸素・溶存二酸化炭素・チップスピードなどが厳しく制限されており、装置スケールアップが容易ではありません。実機規模の試験を実施するのは、時間とコストの面で現実的でありません。シミュレーションでは、翼形状・スパージャ仕様・通気量・攪拌速度などが容易に変更でき、複数のケーススタディーを実施することで、より良いスケールアップの検討が出来ます。
概要
小スケール実験装置を対象にチューニングしたパラメータを用いて、細胞が排出した溶存二酸化炭素の除去を目的に実機サイズのスパージャ位置最適化を実施しました。

攪拌槽内の流動状態と気相分布

槽内溶存二酸化炭素濃度分布





